Chapter - 1
身近な農業を仕事に
企業説明会で、農家さまの課題を解決していくのが渡辺パイプの仕事だと知り、大学で学んできたこと、経験してきたことが活かせると感じました。大学ではイチゴの栽培から収穫まで、すべての工程を自分で担い、頭も身体も動かして研究していました。農家さまや販売店さまとの打ち合わせから始まり、設計、見積もり、施工の段取り、アフターフォローまでやるという渡辺パイプの業務内容は、1から10まで関わっていきたい私にぴったりだと感じたのです。自分で苦労してゼロからイチゴを育てていた経験があるからこそ、渡辺パイプの遠隔操作システム等のメリットも理解していましたし、ハウスだけでなく様々な商材を使って営業できるのも魅力でした。自分の経験を活かし、力を発揮できる環境があると確信しました。
Chapter - 2
現場で揉まれ、現場で育つ
私は営業として、農家さまや販売店さまに農業用資材を販売しています。販売店さまが間に入って農家さまと仕事をするときもあれば、直接農家さまとお話をすることもあります。基本的な流れとしては、ハウスの設置現場を訪れ、ヒアリングして図面を作成。必要とされる製品・機材を手配して、ハウスの施工業者さまをアサインし、ハウスの完成まで管理します。
営業になったときに、まったく苦労がないわけではありませんでした。最初は緊張もあって、農家さまや職人さんに自分から話しかけることがなかなかできませんでした。自分から話しかけないと、向こうから声をかけてくれることはありません。けれども、職人の方々の事務所や現場、なじみの農家さまを頻繁に訪れることで顔を覚えていただき、自分からも声をかけるように努力していくことで、コミュニケーションを取っていけるようになりました。コミュニケーションが取れると、農家さまや販売店さまからは、次の仕事を紹介していただけるようにもなり、「信頼を得られてきているのだな!」とやりがいに繋がっています。現場ごとに突発的なトラブルや、職人さん、農家さまのこだわりがあり、間に入って調整していく必要があるなど、大変なこともありますが、それをまとめることができたときの達成感は格別です。