Chapter - 1
ありがとうと言われたい
ボーイスカウトで培われた精神
小学生の頃からのボーイスカウトの経験によって、私の身体には「誰かのために」という精神が叩き込まれています。だから仕事も「お客さまとの関係性を大事にできる仕事」、「自分の力を活かせる仕事」そして、「ありがとうと言っていただける仕事」の3つが満たされるものが良いと考えていました。そこで出会ったのが渡辺パイプです。
就職活動中に、お客さまに寄り添い、お客さまのお役に立てることを実感できる仕事であると聞きました。実際に働き始めてからも、多くのお客さまから「ありがとう」をいただけていて、「小林くんだから買うんだよ」「小林くんにお願いしたい」その声が励みになっています。
ただ最初からうまくいったわけではありません。渡辺パイプといえば水工業態がメインだと思っていましたので、配属先が電工業態だと告げられたときは驚きました。
けれども今は、生活に欠かすことのできない「電気」という部分に密着している電工の仕事に大きなやりがいを感じています。
Chapter - 2
用がないからこそ通う
オフラインの営業で構築する信頼
用がないからこそ通う
オフラインの営業で
構築する信頼
IT機器を用いたコミュニケーションが当たり前の時代。人間関係が希薄になっていると言われがちな今だからこそ、私は対面での営業にこだわっています。渡辺パイプには、休眠店と呼ばれるお客さまが存在します。2年以上取引がないお客さまを休眠店とし、新規営業と同じように休眠店への営業も力を入れています。何らかの理由があって当社との取引を停止しているわけですから、その理由が解消されたら取引を再開していただける可能性があります。
私は休眠店のお客さまのもとへ足繁く通いましたが、最初は顔を覚えてもらうために、挨拶だけをしに行く日々でした。ときにはチラシやカタログを持っていくなど、「いかに小林という人間を知ってもらえるか」を考えて営業しました。すると「小林くんから商材を買わせてもらうよ」という、嬉しいお言葉をいただけるようになりました。小林という人間を知ってもらえ、お客さまとの関係性を築けた瞬間が一番やりがいを感じられる瞬間だと思っています。